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11.21.2011

FIFA Club World Cup Japan 2011


先日チケットが届きました。フットボール史上最強の呼び声が高く、組織としてあれほどの完成度と豪華メンバーを揃えたチームを、国内にいながらにしてその目に出来るチャンスは今回を逃せばやってこないと思います(監督のグアルディオラ氏が来期以降の契約をしないかもしれない)。期待の超逸材ネイマール選手もやってきますが、とにかくバルセロナの超絶機能美を堪能してきたいと思います。

11.18.2011

EURO2012 優勝候補の筆頭はドイツ



ドイツ 3 対 0 オランダ

11月 16, 2011 4:45 午前 JST
Imtech Arena — Hamburg
審判:‬ C. Cakir‎
観衆:‬ 56000‎

この動画は先日行われたドイツとオランダの国際親善試合です。スコアは3-0でドイツの勝利に終わっています。両チームともベストメンバーとはいかないですが、双方2.3人ほど足りない程度で、どちらが著しくメンバーレベルを落としていたということはないと思います。また、親善試合だとしてもこのレベルのカードともなると世界からの注目度も高く、ユーロ本大会や突破がかかる予選のようなテンションではないにしても、怪我をしないことを優先し気持の抜け切った試合でもなかったと感じます。
オランダはW杯2010で準優勝、ユーロ2012予選でも9勝1敗と文句のつけようがない成績を残している、現在世界でも3指に入る力を持っている代表チームだと思っています。そんなチーム同士対戦だからこそ、余計に注目度が高い一戦だったわけですが、そのオランダを相手に、ドイツのホームであったことを差し引いても、ドイツの組織としての機能性・連動性はオランダのそれを遥かに上回っていました。

少し前にはブラジルにも完勝するなど、現在のドイツは本当に強いと思います。そして強いだけでなく美しいのです。バルセロナとレアル・マドリーの主力選手がずらっと顔を揃えるスペイン代表よりも、自分はトータルで良い結果を残すのではないかと予想しています(オランダもいい線行くと思っています)。代表監督のレーヴ氏の手腕が素晴らしいのは間違いないですが、下記の理由が特に大きいと思っています。
①まだ勝ったことがない。
②若い。が経験値が低いわけではない。
③強靭なフィジカルとメンタルを持つ元来の国民性。
④10年に渡る国家をあげての選手育成成果の結実。

①よく言われる事ですが、一度勝つよりも勝ち続ける方が遥かに難しい、その通りだと思います。追われる立場よりも追う立場の方が、精神的に守りに入るより、攻める姿勢でいられる方が良い結果を得られるでしょう。スペインはユーロ2008とW杯2010を連覇していますが、さらに勝ち続けられるでしょうか。素晴らしいチームであることに変わりはないですが、勝ち続けるためには少々新陳代謝が足りないのでは、と思ってしまいます(実際W杯優勝後のスペインは新しい選手の起用がほとんどなく、簡単に星を落とす試合も増えました)。勝ち続けるには、常に新しい血に入れ替え続ける必要があります。
②現在のドイツ代表は大変若いチームで勢いがあり、その上経験値も低くありません。W杯2010では、当時主将のバラック選手を直前の怪我で失いながらアルゼンチンを4-0で沈めるなど、若手がサプライズを次々と起こし、高くない前評判を覆し準決勝まで進出しました(スペインに準決勝で破れ、3位決定戦に勝利し3位)。その当時の世界的には無名の若手が現在のチームの主力を張っているのです(ユーロ2012予選中の試合には、平均年齢23.9歳というドイツ代表史上最も若いメンバーを起用した試合もあった)。
③ドイツ人のゲルマン魂とも呼ばれる不屈の精神力は有名な話ですが、伝統的に体格も良く、ぶつかり合いで負けることはほとんどないと思われます。先にも述べたように、前評判を覆しての上位進出はW杯2010だけではなく、前回のユーロ2008でもベスト4、W杯2006でもベスト4、ユーロ2004こそグループリーグで敗退してますが、日韓W杯2002では準優勝しています。いずれも高い前評判を得ていたわけではありません。本番に強い国民性なのです。スペインはまったくの逆で、技術は図抜けているものの、体は小さく本番に弱いメンタリティが伝統的です(予選だけは無敵、とか言われてた時期もありました)。
④東西ドイツ時代の、西ドイツ代表以来、ドイツサッカーは最先端からは常に遅れを取る存在に甘んじてしまっていました。持ち前の強靭なフィジカルとメンタルを前面に押し出したサッカーで、前評判以上の好結果を残すものの、技術的な面で見劣りし、決して魅力的とは言い難いものでした(自分も好きではなかったです)。そしてその技術の差が、勝てるか勝てないかを分けていたと思います。10年前にそれを理解していたドイツサッカー協会は育成年代の選手の発掘と指導・育成を強化。技術面に関する育成を特に顕著なものに変えたのだそうです。そしてその上、近年のスペインの成功を目の当たりにし、スペインを追い越せと努力してきた世代が今、チームの主力となって活躍しているのです。技術面の向上は戦術や傭兵にも変化をもたらし、本来攻撃的なポジションの選手を守備的なポジションで起用することを臆さなくなり、全体での技術レベルを更に高めてもいます(一例を挙げると、元々攻撃的MFのシュバインシュタイガー選手を4-1-4-1システムで特に守備のタスクを求められる1ボランチに起用してブラジルに完勝してます)。現在のドイツ代表は、持ち前の強靭なフィジカルとメンタルに、華麗な技術を兼ね備えた素晴らしいチームです。

これは付随してくる内容ですが、このドイツ代表の隆盛は自国のリーグであるブンデスリーガのレベルの底上げにも繋がっています。UEFAのリーグランキングでイタリア・セリエAを抜き3位に浮上し、チャンピオンズリーグへの出場枠を上位3チームから4チームに増やしています。このリーグで優勝争いをするドルトムントの攻撃的なポジションで主力を張る香川選手は間違いなく本物だと思います。また、現在ブンデスリーガ首位のバイエルン・ミュンヘンも本当に強いです。宇佐美選手には出番があまりないですが、今は腐らず頑張って欲しいです。ドイツでの日本人選手の評価が急騰していますが、ここで結果を出す日本人選手が増えれば、日本サッカーの未来は更に明るくなると思います。

↓ドイツvsブラジル(香川選手の同僚のゲッツェ選手が大活躍してます)



11.17.2011

EURO2012 大変面白いことになりそうです

ポーランド・ウクライナ共催のEURO2012予選プレーオフ第2レグが先日終了し、出場16カ国が全て出揃いました。UEFA欧州サッカー連盟はそれを受け、12月2日にウクライナのキエフで開催するグループリーグの組み分け抽選のポット分けを発表しました。

ポット1:ポーランド、ウクライナ、スペイン、オランダ
ポット2:ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア
ポット3:クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン
ポット4:デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド

これはつまりどういうことかと言うと…例えば【スペイン/ドイツ/ポルトガル/フランス】というとんでもない組み分けが生まれる可能性を示唆しています。このポット分けは、実力の均衡とグループリーグの公平性を保つのを目的として行うわけですが、こんな組み分けが予想される大会は近年では異例と言えます。

過去に存在した死の組と呼ばれる組み分け
W杯2002
イングランド アルゼンチン ナイジェリア スウェーデン
ユーロ2004
ドイツ チェコ オランダ ラトビア
W杯2006
セルビアモンテネグロ アルゼンチン オランダ コートジボワール
ユーロ2008
フランス オランダ イタリア ルーマニア
W杯2010
ポルトガル ブラジル コートジボワール 北朝鮮

上記の例が現実のものとなれば過去のどの死の組よりも強烈でしょう。なぜこんなことになったのかというといくつか理由があります。
まずポーランドとウクライナという、ヨーロッパの強豪とは決して呼べないチームが開催国枠で第1ポット(2002年の日韓でのワールドカップでも、日本と韓国は第1ポットでした。世界の強豪とは決して呼べない日本と韓国が第1ポットを2つ占めましたが、ワールドカップはユーロと違い参加国が倍の32カ国)を2つ占めています。
残りのポット分けの優先順位を決めるのにUEFAは「国別ランキング係数(前回大会ユーロ2008、ワールドカップ2010、ユーロ2012予選、での戦績を元に算出)というものを用いていますが、このランキング係数と予選での勝ち抜け順位を加味して振り分けて行きます。
スペイン・オランダはともにランキング係数でも1.2位、予選も首位通過なので文句なしで第1ポット。予選を首位で通過したチームでランキング係数が上位のドイツ・イタリア・イングランドが第2ポットに入っています。
予選で思わぬ苦戦を強いられたポルトガルが予選グループを2位で終えプレーオフに回ったこと(予選グループを首位通過しないと第1、第2ポットに入れない)で第3ポット、強豪国のフランスは予選首位通過でしたが2010年ワールドカップ時の代表チームの前代未聞の大失態が尾を引き、ランキング係数を大きく落とし込んだため第4ポットに振り分けられました(開催国を除くシード枠が第1第2ポット合わせて6つなので、9つの予選グループA~Iを首位通過したチームのうち、ランキング係数で下位3チームと、プレーオフを戦って勝ち上がった5チームの計8チームがシードから外れ、ランキング係数の順位に従って第3第4ポットに振り分けられる)。
また、予選で敗退する強豪国がなく、順当に出場国が出揃ったことも隠れた要因かと思います(前回大会のユーロ2008ではイングランドが予選を勝ち抜けず敗退している)。

これは本当に楽しみになってきました。

11.15.2011

ドライブシュート


リアルドライブシュートですね。素晴らしいです。イタリア代表のマリオ・バロテッリ選手(21歳)、代表初ゴールだそうです。10代のころからイタリアを背負って立つ逸材と言われ続けていましたが、性格や素行に問題があり指揮官やチームメートと対立することもしばしばで、ピッチの外でも問題行動を連発するなど、その才能をピッチの中で十分に発揮するには至っていませんでした。今シーズン開幕前のプレシーズンマッチでも、キーパーと一対一の場面でふざけたバックヒールキックでチャンスを外すなど、相手を小ばかにしたプレーで内外問わず大ひんしゅくを買っていました。ちなみに、インテル所属時代にはあのモウリーニョ監督ですらサジを投げています。そうした経緯があるため、イタリア代表のプランデッリ監督もバロテッリ選手の成長がとても嬉しいのだそうです(才能があっても素行に問題のある選手、問題の火種になりかねない選手を召集しない代表監督は多い)。
所属するマンチェスターC(現在プレミアリーグ首位)でも、リーグ戦7試合出場で5ゴールと量産し、評価を上げています。バロテッリ選手本人もマンチーニ監督への感謝の意を隠しません(この監督、本当に辛抱強く使っていると思います)。周囲の期待に応えろ、と言うつもりはありませんが、何よりも自分のために自身の才能を発揮する術をなんとしても身につけて欲しいです。

↓プロとしてあるまじきプレー

11.09.2011

これは


怒りたくもなります(怒りすぎかもしれませんが)。超絶スーパープレーを味方(後輩)に阻止されました。後輩のナニ選手はオフサイドポジションにいましたが、触らなくてもゴールインするボールに触れなければいいだけでした。また、触れなくても入るボールに触れて先輩のゴールをかっさらうような真似は基本的にはナシじゃないでしょうか。ワザとではないにしろ、このプレーが得点にならなかったのは残念です。
目の前でCロナウド選手のプレーを生で見た時にこれはすごい、と思ったのは、足が速いことでも足技がキレることでもなく、身のこなしの速さでした。アジリティーとも言うようですが、ようは体の向きを入れ替えたり方向転換する速さのことだと思います。一人だけコマの多い滑らかな映像で見えているようでした。

11.01.2011

ベッカム


ベッカム選手がボールを受けた時には、チャンスでも何でもないです。正確なキック一本で何でもない情況がいきなりビッグチャンス。この人以上のクロスを蹴りこめる選手、未だに出てきてないと思います。芸能人的な先入観や派手なライフスタイルで誤解されることが多く、プレイヤーとして過小評価されがちで損しているかもしれません。ちなみにベッカム選手はチームで1.2を争う(マンU時代もRマドリー時代も)運動量の多い選手です。90分間での走行距離が10-11kmで結構走ってると言われていますが、ベッカム選手は13-14kmも走ることもあったようです。こんな男前が誰よりも一生懸命走ってチームとファンのために汗を流すのですから、長年にわたって愛されるのも頷けます。

ロナウジーニョ


ロナウジーニョ選手が04/05CLチェルシー戦で見せてくれたスーパーゴール、自分が目にしたものの中で一番だと思っています。
当時彼が所属していたバルセロナは2-4で試合には敗れてしまいましたが、このゴールは一時アウェイゴールの差でチェルシーを上回る貴重なゴールでした。しかも、当時のチェルシーはモウリーニョ監督が率い、バルセロナとは浅からぬ因縁も手伝い、世界で最も注目される一戦でもありました。
この動画はおそらくレビューなので、しゃべっている人は試合の実況の人ではないと思います。リアルタイムでの実況では、このゴールが決まった瞬間「oh・・・!!」と感嘆するのに精一杯でした。実況が言葉を発することが出来なかったほどのゴールを他に知りません。

10.29.2011

すごい


これはすごい

10.27.2011

自転車

ここ数ヶ月、自転車が欲しくて色々と物色しているところです。黄色い自転車に乗ってると幸せになる、とかそういう迷信を信じているわけではないのですが、自転車を選ぶ時はなぜか黄色に惹かれます。はじめは真っ白か真っ黒のどちらかで探していたのですが。ちなみにこのabiciのfugaというモデル、本当に素敵なんですがビックリ価格でかなり躊躇しています。

via abici

10.21.2011

こんな


こんなことをされたらゾーンディフェンスでは防げないと思います。一生懸命守っている方が気の毒でなりません。
ドリームチームと呼ばれたヨハン・クライフ氏率いるバルセロナがトータルフットボールで世界を席巻したのが20年前、その直後アリゴ・サッキ氏がACミランで実践したゾーンプレスがフットボールを変えました。戦術の進化は攻⇒守に向きを変え、いかにして相手の良さを消すかが勝利への近道とされました。
それから15年経ち、再び戦術の進化は守⇒攻に向きを変えはじめました。2000年代半ばまでに完成された守備戦術とその限界、またそれを打ち破るための攻撃戦術の必要性を叫ぶ傾向が次第に強くなってきたためです。バルセロナ前監督のフランク・ライカールト氏のチームから、現在4シーズン目のジョゼップ・グァルディオラ監督のチームの登場によってその戦術の進化の向きは決定的になりました。守備の進化もないはずはありませんが、守るための進化ではなく、点を取るための進化であるはずです。これからしばらくはこの傾向が続いていくでしょう。
ゴールを決めたイニエスタ選手はもちろんすごいんですが、メッシ選手の密集地域でのボールの受け方ともらい方、本当にうまいです。常にダイレクトでリターンを受けられるようなポジションに移動し、体の角度を入れ替えて待っています。
また、現在のバルセロナは「数的有利不利」「得点するためのスペースの有無」これらの概念を覆したと言われています。1点目の得点シーンでは、4バック+4MFで構成される守備ブロック(さらにFWも一人下がって守備をしています)をたった2人でいとも簡単に突破していることから明らかです。常にボールを持つ味方をフォローできる距離を適切に保つための計算されたボールポゼッションと、「スペース」ではなく「足元」への正確なパスとトラップ技術がそれを可能にしているそうです。

10.20.2011

エデン・アザール


エデン・アザール (リール所属)
生年月日: 1991/01/07 (年齢 20)
出身地: La Louviere
国籍: ベルギー
身長: 170 cm.
体重: 69 Kg.
ポジション: ミッドフィルダー
背番号: 10
代表: ベルギー

C・ロナウド選手を彷彿させるプレースタイルですが、彼ほどのスプリント能力とフィジカル能力を備えてはいないため、よりテクニカルで周囲との調和を意識できる賢い選手だと感じました。アザール選手はおそらく20歳にしてチームの王様として振舞う特権を与えられているように見えますが、それを差し引いてもこの歳でこれほどテクニックを披露出来るというのは極めて非凡だと思います。
今シーズンでの退団を発表したデルピエロ選手の後継者としてユベントスが獲得を狙うとも、チェルシー行きが有力で移籍金は4000万ユーロ以上とも報道されています。
アザール選手の時代がやってくる可能性は高いのではないでしょうか。

9.27.2011

すごすぎ


史上最強と呼ばれるチームは今シーズンもさらに進化しているようです。
こんなにも美しいプレーを見せてくれるのに、強すぎるせいで面白みが欠けてきている、という感覚に陥るのはサッカーを観出して以来初めてです。


8.20.2011

ジュニーニョ・ペルナンブカーノ


ジュニーニョ・ペルナンブカーノ選手のフリーキック動画です。彼以上のボールを蹴る選手を知らないという大勢のサッカーファンの意見に完全に同意できます。
他にも素晴らしいキッカーはたくさんいて、得意の角度・距離・球質があるのが普通ですが、彼の場合はそれらの得手不得手がないように感じます。利き脚は右、回転系の曲がるボール、垂直縦回転(いわゆるドライブ回転)の落ちるボール、無回転の不規則な変化を起こすボールを、距離、壁の位置、角度などシチュエーションによって使い分けています。
また、射程距離も35-40mと異常な長さのため、彼が所属するチームを相手に「ファールで止める」という戦術的な反則は命取りになります。彼がピッチにいるだけで、自然と相手の球際への当たりは腰が引けるでしょう。キック以外にも凄まじいメリットをもたらしていた稀有なプレイヤーだと思います。

7.18.2011

こんなことってあるんですね。



2ライン間にボールを出し入れする、あるいは上げてきた相手ディフェンスラインの裏へ、という日本がやりたいプレーはほとんどできなかったと思います(出来た時は高い確率でシュートまで行ってましたが)。試合を通じてフィールドプレーを客観的に見ていて、正直勝ち目のある試合には見えませんでした。それでも諦めずに走った方に運が味方したんですね。20回以上戦って一度も勝てなかった相手に一番重要な試合で勝ってしまう。こんなことってあるんですね。幸せな気持ちになれました。本当にありがとうございます。

7.16.2011

本当に


素晴らしい。次の決勝戦、勝っても負けても最後です。悔いのないプレーをして欲しいと思います。

7.10.2011

最後の


スルーパス、これはいったいなんでしょう?驚愕の得点シーン。

7.04.2011

イチローの名前は最後まで呼ばれず

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/201107040001-spnavi.html

『オールスター・セレクションショー』では、アメリカンリーグの先発選手、ナショナルリーグの先発選手、そしてア・リーグ、ナ・リーグの控えの順で発表があったが、残念ながらイチローの名前は、最終投票のメンバーにも選ばれず、ついに呼ばれなかった。

 ア・リーグ外野手のオールスター出場選手は以下の通り。

ホセ・バティスタ(ブルージェイズ)
カーティス・グランダーソン(ヤンキース)
ジョシュ・ハミルトン(レンジャーズ)
マイケル・カダイアー(ツインズ)
ジャコビー・エルズベリー(レッドソックス)
マット・ジョイス(レイズ)
カルロス・クエンティン(ホワイトソックス)

 ファン投票では、中間発表の度に順位を落とす状況だったので、イチローがオールスターに出場するとしたら、監督、コーチ、各チームのゼネラルマネージャーも参加する選手間投票、もしくは監督推薦が可能性として残されていた。だが、思ったほど選手間投票でも、票を集められなかった――というか、イチローは圏外だったため、票数が分からない。少なくともトップ6には入れなかった。
 その瞬間、イチローの連続出場が現役では最長だった10年で途切れている。

 イチローはそのことに直接触れず、静かに言った。
「今年もたくさん投票していただいたことに、お礼を言いたいです」


記録にも記憶にも残りたいと口にし、15年以上トップを走り続けてきた方です。かつてない不調に苦しむシーズン、50歳まで現役を目標にされている中少し休んで欲しい気持ちですが、ご本人の悔しい気持ちはご本人にしかわからないでしょう。ご本人がこだわっておられる11年連続のシーズン200本安打、そして打率3割はシーズン終了後には当たり前のように超えてきてくれると信じています。

6.25.2011

2000年


2000年当時のフランス代表チームはサッカー史に残る最強チームの一つと言われています(1998年W杯、2000年ヨーロッパ選手権を連覇)。現在のサッカー界ではバルセロナが、バルセロナ対その他、と表現されるほど最強の名を欲しいままにしておりますが、当時のフランス代表チームにも大変な衝撃を与えられました。バルセロナのような華やかなチームではありませんでしたが、取り分けポジティブトランジション(守備から攻撃への切り替え)が非常に早く連動し、堅い守備から津波のように押し寄せる攻撃は、こんなのどうやって防げばいいの?と思いながら見ていました。2008年ヨーロッパ選手権と2010年W杯を連覇したスペイン代表に匹敵する完成度を誇った代表チームだと思います。2010年W杯では大会中に選手が練習をボイコットするなど、前代未聞の大失態を犯したフランス代表チーム、復活を期待しています。

6.21.2011

神技


サッカーファンでなくてもご存知でしょう、ローマの王子様Francesco Totti。ダイレクトプレーが十八番の選手ですが、この長いクロスボールを落下点に移動しながら、キーパーの位置を見て、ピッチにボールがバウンドした際にゴールライン側にはねる回転がかかるようアウトサイドにかけて、角度も余りない場所から、しかも利き足とは逆でダイレクトで蹴り込んでいます。トラップ&切り替えしからシュートを狙うか、味方のサポートを待つのが普通です(強引にボレーを蹴って止められたら怒る監督もいそう)。神技です。

5.28.2011

最高峰


現在のサッカー界では「バルセロナ対その他」という構図が、大げさではなく描かれています。勝敗に関する点もそうですが、日進月歩の戦術論においても同様のようです。この試合には取り分け後者を占う部分が見えた試合だったと感じました。
レアル・マドリーは、最終ラインと二枚のセントラルミッドフィルダーの間にアンカーと呼ばれる最終ラインの前で相手ボールを奪う役目をペペという選手に託し、バルセロナのキーマンであるメッシを押さえ込むことに成功しました。しかしボールを奪った直後に自陣に押し込まれた状態から受けるバルセロナのハイプレスをかわしてボールを展開できる選手が中盤に足りなかったため、なかなか反撃に移れませんでした。
モリーニョ氏が来期の補強の一番に香川選手の同僚のシャヒンという選手を獲得しましたが、この選手はまさにバルセロナを破るために足りなかった唯一のピースだと感じました。守れて、走れて、ボールを展開できる選手。来期こそ、バルセロナを破るチーム・戦術が生まれるのか期待です。