5.28.2011

最高峰


現在のサッカー界では「バルセロナ対その他」という構図が、大げさではなく描かれています。勝敗に関する点もそうですが、日進月歩の戦術論においても同様のようです。この試合には取り分け後者を占う部分が見えた試合だったと感じました。
レアル・マドリーは、最終ラインと二枚のセントラルミッドフィルダーの間にアンカーと呼ばれる最終ラインの前で相手ボールを奪う役目をペペという選手に託し、バルセロナのキーマンであるメッシを押さえ込むことに成功しました。しかしボールを奪った直後に自陣に押し込まれた状態から受けるバルセロナのハイプレスをかわしてボールを展開できる選手が中盤に足りなかったため、なかなか反撃に移れませんでした。
モリーニョ氏が来期の補強の一番に香川選手の同僚のシャヒンという選手を獲得しましたが、この選手はまさにバルセロナを破るために足りなかった唯一のピースだと感じました。守れて、走れて、ボールを展開できる選手。来期こそ、バルセロナを破るチーム・戦術が生まれるのか期待です。

5.27.2011

何を

思っているんでしょうか。可愛らしいですが、憂いを帯びた表情に見えます。それをこれほどシックに切り取れるhedi slimane氏、やはりとんでもない方です。

via HEDI SLIMANE FASHION DIARY.

5.26.2011

後ろ回し蹴り


のボレーで得点というZlatan Ibrahimovic選手のスーパーゴール。ワールドカップの舞台でも飛び後ろ回し蹴りのようなシュートで得点するなど、192cmと大柄ながらアクロバティックなプレーも得意です。本人曰く、幼少時からのテコンドーのキック練習の賜物なんだそうです(ちなみに有段者)。

5.25.2011

レザーシャツ

m.a+のレザーシャツ
アニリン鞣しの極上のベビーカーフを使用しており、柔らかく潤いを保った革質は、体に吸い付くようなフィッティングでありながら、動きづらさを感じさせません。amadei氏お得意のスタンドカラー、比翼仕立ての前立ての逆つけになったボタンホールは立体的にねじれるようなデザインを生み出しており、作りも大変凝っています。適切な言葉を見つけられない素晴らしいレザーです。このレザーも合わせる服を選びませんが、最近ではlanvinのフリルステッチのバイカーパンツなんかと合わせることが多いです。

5.24.2011

MUSE

Butterflies and Hurricanes - Muse @ Wembley Stadium 2010
最高です。

5.22.2011

ロングジャケット

好きな人はこの時期からでも次の秋冬はどのようなものを着ようか考えてしまいますよね。これはrick owensの2011FWからのものですが、なんだかよくわからないレイヤードになっています。都市生活的観点から見るとこのルックはやや非現実的だと思いますし、個人的に長い着丈のアウターもあまり好きではないのですが、このルックを見てどうにか取り入れられないものかと考えるようになりました。

5.20.2011

リネンシャツ


nicolo'ceschi berriniのリネンシャツ
poeme bohemienの前身ブランドで、数シーズン前に改称されています。土くさいテイストの作品が多いブランドですが、その例に漏れ荒めのリネン生地をくしゃくしゃにして着るのが素敵なプルオーバーシャツです。XSサイズですがかなり大きめのサイジングで、インナーに持ってくるものはゆったり目、という自分のニーズに合致するものでした。キレイ目のジャケットでもレザーでも完璧に合います。また、初夏でも暑苦しくなく着ることができる素材感です。袖をドローで引っ張って捲り上げられるディテールも特徴的です。キレイ目のデニム、トラウザーはもちろん、特に白のパンツにエスパドリーユなんか相当に合うと思います。

5.18.2011

Nicola Formichetti







この方が大活躍される理由がわかる気がします。YSLのキャンペーンフィルムやbalmain homme、givenchyのキャンペーンフォトなども手がけるフォトグラファー、Karim Sadri氏のミステリアス且つドラマティックな世界観に、キュートでチープなおもちゃ的アイテムを差し込む事で、なんとも言えないでも心地いいギャップを生み出しています。遊び心があるなと感じる方はたくさんいますが、こういう方法で表現される方はいないように思います。自分はこの感覚、絶妙だと思うんですが。洋服以外は全部Formichetti氏の私物なんだそうです。関心して調べていると、Formichetti氏の自宅インテリアを紹介する記事に当たったのですが、素敵な家具選びやレイアウトのセンスもそうですが、ぬいぐるみやおもちゃでいっぱいでした(笑)なるほどなと感じました。

5.17.2011

グレーのジャケット


balenciagaのテーラードジャケット
かつての古き良き時代のbalenciagaです。Ghesquiere氏をトップとしながらも現在とは全く違うデザインチーム、gucci傘下に収まる前という会社事情などもあいまって、現在展開されているものとは全く違うおもむきです。日本人向きの超タイトシルエットなのが唯一変わらないところだと思いますが、この時代のテイストに戻す考えは首脳陣の方はお持ちではないでしょうか。レディスは当時から相変わらず抜群のかっこよさなんですけどね…。ちなみにこれは生地違いの黒も上下で所有しており、このグレーもなぜセットアップで購入しなかったのかと今でも悔やみ続けています。

5.15.2011

名言

5.14.2011

大好きな選手


元フランス代表Thierry Henry。今でも大好きな選手です。泥臭さとは無縁の、鮮やかな身のこなしからゴールを量産したArsenal時代の神がかったプレーに魅了されました。泥臭さがないがために、マークの厳しくなるビッグマッチに弱い、パートナーとなる味方を選ぶなど色々と言われましたが、それも味だと思っています。

5.12.2011

定番

lanvinのグログランカーディガン
Alber Elbaz氏とLucas Ossendrijver氏のlanvinが国内で展開され始めてすぐに購入しに行った記憶があります。ディテールのマイナーチェンジを繰り返しながら定番で展開されているグログランテープを使ったカーディガンです。シャツやその他アイテムにも使われているlanvinの特徴的ディテールのグログランですが、定番として展開しているものには、そのブランドの一種のプライドが宿っていると感じます。当然人気があって売れるから毎回出す、という理由もあるでしょうが、それ以上にデザイナーが最高の出来だと絶対の自信を持っているものだから定番化され、さらにマイナーチェンジを施されるのだと思います。当然何にでもあわせられますし、とにかく上品です。生地を痛めないように大切に着ています。

5.10.2011

『海景』


杉本博司氏の『海景』のシリーズは「人類が最初に見た風景は海ではなかっただろうか」「海を最初に見た人間はどのように感じたか」「古代人の見た風景を現代人が同じように見ることは可能か」という問題を提起しているそうです。
それにしてもこれほどまでにコンセプチュアルかつミニマルな写真を撮られる方がいらっしゃるでしょうか。

5.08.2011

ジャケットとコートの中間の「上着」

bottega venetaのジャケット
張りのあるコットン素材で、ジャケットともスプリングコートとも言い切れない微妙な形をしています。前身ごろは3ボタンとダブルジップ、スタンド気味のテーラードラペルにシーム部分にはところどころ微妙にギャザーを入れていたり、よく見るとライターで炙ったような細かい穴が無数に開いているという、大変手のかかった作りをしています。従来のbottegaにありがちな一見野暮ったいシルエットとも一線を画しており、肩幅・身幅・袖ともにかなり細く作られているのも気に入った要因でした。良い服≠売れる服、なのでメゾン系ブランドではそれらを分ける傾向が顕著と思いますが、これはあきらかに前者。ここ数シーズンのMaier氏のキレ味にはやられっぱなしです。

5.05.2011

BLACK SWAN


BLACK SWAN
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。

気になります。

5.04.2011

HIDE


スクデットを手繰り寄せる日本人の大活躍。今でも震えたのを覚えています。

5.01.2011

春レザー

rick owensのレザージャケット
前身頃から後ろ身頃にかけて切り上がった形で、ショートのバイカートレンチと言ったところ。rick氏十八番のドレーピングの技術をレザーに応用したものでしょうか、特有のクラック加工を施した「ブリスター」と呼ばれる薄手のラムレザーで、襟周りなどは特に良いドレープが出ます。買った当時は肩幅ぱつぱつでしたが、レザーは伸びますから自分の体になじんでこれ以上ないほどぴったりです。しかもこれで合わせる服を選びません。かなり長いこと着ていますが、今年も大活躍してもらっています。