11.23.2011

Intreccio Uno







Bottega Veneta Intreccio Uno
ボッテガ・ヴェネタ イントレッチオ・ウノ



ボッテガ・ヴェネタのアイテムに音楽が仲間入り 

ボッテガ・ヴェネタは、今年のホリデーシーズンに選び抜かれた曲を集めたコンピレーションアルバムを発売いたします。クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーと長年の友人であるミシェル・ゴベールとのコラボレーションによって作られたこのアルバムは、ボッテガ・ヴェネタのファッションショーで使われた曲やブティックで流れている曲から厳選された2枚組のスペシャルエディションとなっています。CDのディスクとケースのデザインはマイヤーが手掛けており、フォトグラファーのロバート・ロンゴによる作品が使われています。 「Intreccio Uno(イントレッチオ・ウノ)」というシンプルなタイトルのアルバムはバラエティに富んだ意欲作で、幅広いジャンルとセンスによる選曲は、聞く人によって様々な反応を引き起こすことになるでしょう。アルバムにはフランスのピアニストのマクサンス・シランやイギリスのインディ・ロックバンドの旗手“ザ・ヘヴィ”、ノルウェーのプロデューサー、リンドストロームなど、長年トーマス・マイヤーの想像力をかき立ててきたアーティストの楽曲が収められています。多種多様な音楽を組み合わせたことについて、マイヤーはこう語っています。「様々な種類の音楽をミックスすることで、今までに聞いたことのない音を作りたいと思いました。そうすることで、音楽をより深く掘り下げて聴くことができ、新たな発見があるかもしれないと思ったからです。」 音楽を愛し、音楽について語ることも多いマイヤーにとって、このアルバムはボッテガ・ヴェネタの別の側面を表現するものとなりました。「私たちがショーやブティックのために選ぶ曲は、ボッテガ・ヴェネタの個性を表す大切な要素の一つです。音楽はムードを作り出し、そのコレクションの世界に通じる扉を開いてくれます。いつもショーの前にミシェル・ゴベールと音楽の準備をしていると、それまでに聴いたことがなかったような音楽に出会い、あっという間に心を奪われてしまいます。そんな体験を皆さまと分かち合えれば、と思っています。」 

“Intreccio Uno"は世界各地のボッテガ・ヴェネタのブティックと公式ウェブサイトのbottegaveneta.jpで近日中に発売される予定です。




こんなのが発売されるらしいです。自分の好きなロバート・ロンゴ氏の作品がジャケットデザインに使われていて嬉しいですね。これは買うと思います。¥ 3,990 (税込)の予定だそうです。



11.22.2011

BJØRG



















HERESY 

a film by Matias & Mathias:http://www.matiasmathias.com/
presented by BJØRG:http://www.bjorgjewellery.com/

actors:Maja & Julie
hair and makeup:Tina Kristoffersen
music:Gradualekór Langholtkirkju (Jón Stefánsson)




TIME AWAY

Directed by: Matias & Mathias:http://www.matiasmathias.com/
Music by: Bengt Hanssen



BJØRG 2009

Bjørg Jewellery Promo 2009:http://www.bjorgjewellery.com
Directed by: Matias & Mathias:http://www.matiasmathias.com
Music by: Bengt Hanssen


このBJØRGというジュエリーブランドのことを自分はまったく知らなかったのですが、素敵なキャンペーンムービーを見かけたのでご紹介したいと思います。それぞれの映像作品の背景にどんなストーリーがあるのかよくわからないですが、創作のインスピレーションにはシュールレアリズムチャールズダーウィン実験などがあるようです。センス良いと思います。

Kanye West × TOM FORD

めちゃくちゃカッコイイですね。TOM FORDのジャケットを羽織っているのだそうですが、この肩から二の腕にかけてのラインの美しさときたらなんでしょうか。脇の下からウエストにかけての落ち方やシェイプも信じられないレベルだと思います。これらは個人的に画像修正によるものだと思いたいほどです汗。これがビスポーク以外で可能なら、レディメイドとしてこれ以上望むことのできないものではないでしょうか。本当にカッコイイです。
しかしKanye West氏、どんどん痩せて行きますね。LVのデカいリュックを背負っていたころとは別人のようです。相当にモードがお好きなのでしょう。こういうの、どんどんやって欲しいですね。

via i-D magazine

Comme des GarçonsのiPadケース








こんなのが出るそうです。mac book airを使っているのでモバイルwi-fiも準備しているのですが、実際に持ち歩いてみて煩わしいことが多いです。例えばmac book airの代わりにiPadを携帯して持ち歩くとして、wi-fiはスマートフォンのテザリング機能が使い放題料金内で利用できればすごくいいなと個人的に思いますが、スマートフォンのモバイルデータトラフィックの問題に逆行する話ですし現実的ではないですよね(個人的にSBの3Gモデルは論外)。このあたり、時間が経てば問題解決しサービス内容も向上するのでしょうか。

Pradaのヒールブーツ

2012SSからです。自分はあまり感知してないのですが、厚底靴がひそかにブームになっているそうです。スタイリストの祐真朋樹氏がごついソールのキルティタンシューズを紹介されているのを最近見かけましたがあれがそうなのでしょうか。その流れでヒールに人気が飛び火しそうな様子なんだそうです。YSLのヒールブーツjohnnyを数年来履いているのでPradaのこちらにも興味があります。履き方は、ほぼノークッションの丈の細身のパンツですっきりですね。

「良い靴を履くと歩き方がキレイになる」


ある方に興味深いお話をうかがいました。
「良い靴を履くと歩き方がキレイになる」
というものです。良い靴と歩き方のいったい何の関係があるのか?良い靴というのは、革のソールの裏がつるつるです。要は気の抜けただらしない歩き方をしているとすべってコケるのだそうです。また、良い靴を履いているのに急いでダッシュをしたくないので、自然と時間に余裕を持って落ち着いて行動するようにもなると、なるほどなお話でした。

11.21.2011

FIFA Club World Cup Japan 2011


先日チケットが届きました。フットボール史上最強の呼び声が高く、組織としてあれほどの完成度と豪華メンバーを揃えたチームを、国内にいながらにしてその目に出来るチャンスは今回を逃せばやってこないと思います(監督のグアルディオラ氏が来期以降の契約をしないかもしれない)。期待の超逸材ネイマール選手もやってきますが、とにかくバルセロナの超絶機能美を堪能してきたいと思います。

Berluti Andy





Berluti Demesure Andy
細身の上品なローファーが欲しくて調べ回った結果Berlutiに落ち着き、臨時収入があった時に一気に購入しました。Yves Saint Laurent氏がビスポークで靴を作りたいというAndy Warhol氏をBerlutiに連れて行き、そこで生まれたのがこのAndyだという逸話もさることながら、Demesureという細身でノーズの長い木型と大きめのタン、何よりキャビアと呼ばれる黒ではない黒に近いこの色が決め手になりました(ソール、ライニング、シューツリーも紫に塗られ、「Berluti」の飾り釘まで打ち込んである凝った仕様)。写真ではチョコレートっぽい色ですが、太陽光の下だと深い緑がかった色に見えます。またBerluti特有のパティーヌによって好みの色に塗り替えられるというのは、靴という道具を超えた魅力を感じます。マッケイ製法は軽く返りの良い履き心地である反面、耐久性や実用性に劣る部分がありますが、この美しさと引き替えならば十分におつりが来ると思っています。

11.18.2011

MAISON MARTIN MARGIELA "UNTITLED"


素敵なパッケージングだなと気になっていました。商標登録の問題で日本国内での販売を危ぶむ声がありましたが、無事に発売になるようですね。

EURO2012 優勝候補の筆頭はドイツ



ドイツ 3 対 0 オランダ

11月 16, 2011 4:45 午前 JST
Imtech Arena — Hamburg
審判:‬ C. Cakir‎
観衆:‬ 56000‎

この動画は先日行われたドイツとオランダの国際親善試合です。スコアは3-0でドイツの勝利に終わっています。両チームともベストメンバーとはいかないですが、双方2.3人ほど足りない程度で、どちらが著しくメンバーレベルを落としていたということはないと思います。また、親善試合だとしてもこのレベルのカードともなると世界からの注目度も高く、ユーロ本大会や突破がかかる予選のようなテンションではないにしても、怪我をしないことを優先し気持の抜け切った試合でもなかったと感じます。
オランダはW杯2010で準優勝、ユーロ2012予選でも9勝1敗と文句のつけようがない成績を残している、現在世界でも3指に入る力を持っている代表チームだと思っています。そんなチーム同士対戦だからこそ、余計に注目度が高い一戦だったわけですが、そのオランダを相手に、ドイツのホームであったことを差し引いても、ドイツの組織としての機能性・連動性はオランダのそれを遥かに上回っていました。

少し前にはブラジルにも完勝するなど、現在のドイツは本当に強いと思います。そして強いだけでなく美しいのです。バルセロナとレアル・マドリーの主力選手がずらっと顔を揃えるスペイン代表よりも、自分はトータルで良い結果を残すのではないかと予想しています(オランダもいい線行くと思っています)。代表監督のレーヴ氏の手腕が素晴らしいのは間違いないですが、下記の理由が特に大きいと思っています。
①まだ勝ったことがない。
②若い。が経験値が低いわけではない。
③強靭なフィジカルとメンタルを持つ元来の国民性。
④10年に渡る国家をあげての選手育成成果の結実。

①よく言われる事ですが、一度勝つよりも勝ち続ける方が遥かに難しい、その通りだと思います。追われる立場よりも追う立場の方が、精神的に守りに入るより、攻める姿勢でいられる方が良い結果を得られるでしょう。スペインはユーロ2008とW杯2010を連覇していますが、さらに勝ち続けられるでしょうか。素晴らしいチームであることに変わりはないですが、勝ち続けるためには少々新陳代謝が足りないのでは、と思ってしまいます(実際W杯優勝後のスペインは新しい選手の起用がほとんどなく、簡単に星を落とす試合も増えました)。勝ち続けるには、常に新しい血に入れ替え続ける必要があります。
②現在のドイツ代表は大変若いチームで勢いがあり、その上経験値も低くありません。W杯2010では、当時主将のバラック選手を直前の怪我で失いながらアルゼンチンを4-0で沈めるなど、若手がサプライズを次々と起こし、高くない前評判を覆し準決勝まで進出しました(スペインに準決勝で破れ、3位決定戦に勝利し3位)。その当時の世界的には無名の若手が現在のチームの主力を張っているのです(ユーロ2012予選中の試合には、平均年齢23.9歳というドイツ代表史上最も若いメンバーを起用した試合もあった)。
③ドイツ人のゲルマン魂とも呼ばれる不屈の精神力は有名な話ですが、伝統的に体格も良く、ぶつかり合いで負けることはほとんどないと思われます。先にも述べたように、前評判を覆しての上位進出はW杯2010だけではなく、前回のユーロ2008でもベスト4、W杯2006でもベスト4、ユーロ2004こそグループリーグで敗退してますが、日韓W杯2002では準優勝しています。いずれも高い前評判を得ていたわけではありません。本番に強い国民性なのです。スペインはまったくの逆で、技術は図抜けているものの、体は小さく本番に弱いメンタリティが伝統的です(予選だけは無敵、とか言われてた時期もありました)。
④東西ドイツ時代の、西ドイツ代表以来、ドイツサッカーは最先端からは常に遅れを取る存在に甘んじてしまっていました。持ち前の強靭なフィジカルとメンタルを前面に押し出したサッカーで、前評判以上の好結果を残すものの、技術的な面で見劣りし、決して魅力的とは言い難いものでした(自分も好きではなかったです)。そしてその技術の差が、勝てるか勝てないかを分けていたと思います。10年前にそれを理解していたドイツサッカー協会は育成年代の選手の発掘と指導・育成を強化。技術面に関する育成を特に顕著なものに変えたのだそうです。そしてその上、近年のスペインの成功を目の当たりにし、スペインを追い越せと努力してきた世代が今、チームの主力となって活躍しているのです。技術面の向上は戦術や傭兵にも変化をもたらし、本来攻撃的なポジションの選手を守備的なポジションで起用することを臆さなくなり、全体での技術レベルを更に高めてもいます(一例を挙げると、元々攻撃的MFのシュバインシュタイガー選手を4-1-4-1システムで特に守備のタスクを求められる1ボランチに起用してブラジルに完勝してます)。現在のドイツ代表は、持ち前の強靭なフィジカルとメンタルに、華麗な技術を兼ね備えた素晴らしいチームです。

これは付随してくる内容ですが、このドイツ代表の隆盛は自国のリーグであるブンデスリーガのレベルの底上げにも繋がっています。UEFAのリーグランキングでイタリア・セリエAを抜き3位に浮上し、チャンピオンズリーグへの出場枠を上位3チームから4チームに増やしています。このリーグで優勝争いをするドルトムントの攻撃的なポジションで主力を張る香川選手は間違いなく本物だと思います。また、現在ブンデスリーガ首位のバイエルン・ミュンヘンも本当に強いです。宇佐美選手には出番があまりないですが、今は腐らず頑張って欲しいです。ドイツでの日本人選手の評価が急騰していますが、ここで結果を出す日本人選手が増えれば、日本サッカーの未来は更に明るくなると思います。

↓ドイツvsブラジル(香川選手の同僚のゲッツェ選手が大活躍してます)



11.17.2011

EURO2012 大変面白いことになりそうです

ポーランド・ウクライナ共催のEURO2012予選プレーオフ第2レグが先日終了し、出場16カ国が全て出揃いました。UEFA欧州サッカー連盟はそれを受け、12月2日にウクライナのキエフで開催するグループリーグの組み分け抽選のポット分けを発表しました。

ポット1:ポーランド、ウクライナ、スペイン、オランダ
ポット2:ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア
ポット3:クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン
ポット4:デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド

これはつまりどういうことかと言うと…例えば【スペイン/ドイツ/ポルトガル/フランス】というとんでもない組み分けが生まれる可能性を示唆しています。このポット分けは、実力の均衡とグループリーグの公平性を保つのを目的として行うわけですが、こんな組み分けが予想される大会は近年では異例と言えます。

過去に存在した死の組と呼ばれる組み分け
W杯2002
イングランド アルゼンチン ナイジェリア スウェーデン
ユーロ2004
ドイツ チェコ オランダ ラトビア
W杯2006
セルビアモンテネグロ アルゼンチン オランダ コートジボワール
ユーロ2008
フランス オランダ イタリア ルーマニア
W杯2010
ポルトガル ブラジル コートジボワール 北朝鮮

上記の例が現実のものとなれば過去のどの死の組よりも強烈でしょう。なぜこんなことになったのかというといくつか理由があります。
まずポーランドとウクライナという、ヨーロッパの強豪とは決して呼べないチームが開催国枠で第1ポット(2002年の日韓でのワールドカップでも、日本と韓国は第1ポットでした。世界の強豪とは決して呼べない日本と韓国が第1ポットを2つ占めましたが、ワールドカップはユーロと違い参加国が倍の32カ国)を2つ占めています。
残りのポット分けの優先順位を決めるのにUEFAは「国別ランキング係数(前回大会ユーロ2008、ワールドカップ2010、ユーロ2012予選、での戦績を元に算出)というものを用いていますが、このランキング係数と予選での勝ち抜け順位を加味して振り分けて行きます。
スペイン・オランダはともにランキング係数でも1.2位、予選も首位通過なので文句なしで第1ポット。予選を首位で通過したチームでランキング係数が上位のドイツ・イタリア・イングランドが第2ポットに入っています。
予選で思わぬ苦戦を強いられたポルトガルが予選グループを2位で終えプレーオフに回ったこと(予選グループを首位通過しないと第1、第2ポットに入れない)で第3ポット、強豪国のフランスは予選首位通過でしたが2010年ワールドカップ時の代表チームの前代未聞の大失態が尾を引き、ランキング係数を大きく落とし込んだため第4ポットに振り分けられました(開催国を除くシード枠が第1第2ポット合わせて6つなので、9つの予選グループA~Iを首位通過したチームのうち、ランキング係数で下位3チームと、プレーオフを戦って勝ち上がった5チームの計8チームがシードから外れ、ランキング係数の順位に従って第3第4ポットに振り分けられる)。
また、予選で敗退する強豪国がなく、順当に出場国が出揃ったことも隠れた要因かと思います(前回大会のユーロ2008ではイングランドが予選を勝ち抜けず敗退している)。

これは本当に楽しみになってきました。

"Never Mind"—Vogue Paris [Nov 2011]


フランス版Vogue編集長のEmmanuelle Alt氏のスタイリングですが、パープルとホワイトの色使い、ロケーションも含めめちゃくちゃカッコイイです。モデルは女性ですが男性のスタイリングにも十分参考になります。こんな感じのバイオレッド~バーガンディのような色のディオールオムのパンツをだいぶ昔に買ったままろくに履いていないので、より細身にカスタムして使ってみようかとも考えています。先日たまたま、写真のような白いニットのブルゾンに鮮やかなミントグリーンの細身のパンツ、キャメルのスウェードの靴といういでたちのお洒落な男性と出くわし、カッコいいなと思っていたところでした。白のニット、パンツをパープル、靴をブラウンなんかにアレンジできそうです。


Never Mind
Vogue Paris November 2011
Stylist: Emmanuelle Alt
Models: Natasha Poly and Sasha Pivovarova
Photographer: Mario Sorrenti
© 2011 Condé Nast

 via I WANT TO BE AN ALT

11.15.2011

TOM FORDの靴

自分が欲しいものをそのまま形にしたような靴を発見しました。TOM FORDの靴はヒールが通常よりも高く設定されているものが多数あり(本人がぺたんこ靴が大嫌いなようです)、既成靴ではなかなか難しいディテールとされているヴェヴェルドウエスト(土踏まず部をぎゅっと絞る)でヒールカップも小さめです。これらはともにビスポーク(オーダー)なら可能な仕様とされていますが、それを既成靴で高い完成度を持ってやってしまうところなど、紳士靴愛好家からも評価が非常に高いようです。上品なチョコレートブラウン、レザーの飾り紐に均整の取れた造形のキルティタンと、仕上げのディテールまで完璧です。
ショップの方に聞いたところ、今秋冬の靴のデリバリーは完納しており、次の入荷は来年以降とのことです。どんなモデルの入荷があるのかもわからず、首を長くして待つことになりそうです。
ちなみに下のタッセルローファーも大変素敵です。

ドライブシュート


リアルドライブシュートですね。素晴らしいです。イタリア代表のマリオ・バロテッリ選手(21歳)、代表初ゴールだそうです。10代のころからイタリアを背負って立つ逸材と言われ続けていましたが、性格や素行に問題があり指揮官やチームメートと対立することもしばしばで、ピッチの外でも問題行動を連発するなど、その才能をピッチの中で十分に発揮するには至っていませんでした。今シーズン開幕前のプレシーズンマッチでも、キーパーと一対一の場面でふざけたバックヒールキックでチャンスを外すなど、相手を小ばかにしたプレーで内外問わず大ひんしゅくを買っていました。ちなみに、インテル所属時代にはあのモウリーニョ監督ですらサジを投げています。そうした経緯があるため、イタリア代表のプランデッリ監督もバロテッリ選手の成長がとても嬉しいのだそうです(才能があっても素行に問題のある選手、問題の火種になりかねない選手を召集しない代表監督は多い)。
所属するマンチェスターC(現在プレミアリーグ首位)でも、リーグ戦7試合出場で5ゴールと量産し、評価を上げています。バロテッリ選手本人もマンチーニ監督への感謝の意を隠しません(この監督、本当に辛抱強く使っていると思います)。周囲の期待に応えろ、と言うつもりはありませんが、何よりも自分のために自身の才能を発揮する術をなんとしても身につけて欲しいです。

↓プロとしてあるまじきプレー

11.12.2011

J JEANS


Carol Christian PoellのJジーンズと呼ばれているものです。過去にこういう作品を作っているとは知らなかったですが、ここまで極端に湾曲したシルエットのパンツを見たことはないですね。おそらく履くと脚の外側に偏ってシワが溜まる独特のシルエットになるのではないでしょうか。こういうアーティザナルな雰囲気のものに、ベーシックでクラシックなサルト系のシャツやジャケットを合わせるのが最近特に素敵だと思っています。

Robert Longo


Bottega Venetaはシーズン毎に、アートオブコラボレーションと題して、異なるクリエイターを起用した広告展開を行っています。どこのメゾンでも、起用するクリエイターの個性とブランドのシーズンコンセプトとの相性や方向性のバランス次第と思いますが、Bottega Venetaは特にコンセプチュアルで面白いと思います。その中でも特に素敵だと思うのが、このRobert Longo氏とのコラボレーションにより生まれた10/11AWシーズンの広告です。モデルが体を不自然なほど捻らせることで、今までにない躍動感が生まれ、美しいシルエットをより立体的に見せることに成功していると思います。


ニューヨークのスタジオにて撮影

ボッテガ・ヴェネタは2010/2011年秋冬シーズンに初めて、ウィメンズとメンズのコレクションの広告を同時に発表しました。著名なアーティスト、ロバート・ロンゴを起用し、彼が70年代後期から80年代初期に発表した伝説的代表作 《Men in the Cities》からインスピレーションを受けています。両作品は、力強さとパワーを題材に、多面的な個性を表現する着こなし方法を探究しています。構造と滑らかさのコントラストに特徴づけられたシルエットを強調し、ロンゴ氏の印象的な白黒のイメージで、ウィメンズ、メンズ、二つのコレクションを躍動感とグラフィック性あふれた人間的な感覚で統合させています。


via Bottega Veneta

11.11.2011

Ann Demeulemeester

 バックステージ写真となると、もっとカジュアルというか気の抜けたものになりがちですが、この写真にはAnn Demeulemeester氏の世界観が貫かれていると感じます。緊張感が伝わってきます。


11.10.2011

TOM FORD BIG ZIP BAG

夏終わりのころからこの写真のものと同じバッグを使っています。通常の4-5倍はあろうかというほど巨大なゴールドのジップ金具で開閉します。重厚かつ機能的、しかもアメリカ軍かTOM FORDでしか扱っていないパーツなんだそうで、確かにTOM FORD以外でお目にかかりません。全体のフォルムもごくごくシンプルなスクエアなだけに、この巨大なジップがより効いています。革は肉厚で大変柔らかく、素晴らしいものを使っています。内側のライニングも手わざりの滑らかなスウェードです。そのうち手持ちのものを記事にあげたいなと思っています。

11.09.2011

これは


怒りたくもなります(怒りすぎかもしれませんが)。超絶スーパープレーを味方(後輩)に阻止されました。後輩のナニ選手はオフサイドポジションにいましたが、触らなくてもゴールインするボールに触れなければいいだけでした。また、触れなくても入るボールに触れて先輩のゴールをかっさらうような真似は基本的にはナシじゃないでしょうか。ワザとではないにしろ、このプレーが得点にならなかったのは残念です。
目の前でCロナウド選手のプレーを生で見た時にこれはすごい、と思ったのは、足が速いことでも足技がキレることでもなく、身のこなしの速さでした。アジリティーとも言うようですが、ようは体の向きを入れ替えたり方向転換する速さのことだと思います。一人だけコマの多い滑らかな映像で見えているようでした。

緑の靴





CorthayのMalherという靴です。こういう深みのある緑の靴が欲しいなと、色々探しているところです。洋服を基準にして合わせる靴を考えていくと、なかなかこういう種類の靴が選択肢に入ってくることはないのですが、靴を基準にして洋服を選んでいくと、あわせられる洋服は意外に多かったりします。こんな靴に、トップス・ボトムスともダークトーンで潔くまとめて合わせたら格好いいと思います。

via  pierre corthay blog