ポット1:ポーランド、ウクライナ、スペイン、オランダ
ポット2:ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア
ポット3:クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン
ポット4:デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド
ポット2:ドイツ、イタリア、イングランド、ロシア
ポット3:クロアチア、ギリシャ、ポルトガル、スウェーデン
ポット4:デンマーク、フランス、チェコ、アイルランド
これはつまりどういうことかと言うと…例えば【スペイン/ドイツ/ポルトガル/フランス】というとんでもない組み分けが生まれる可能性を示唆しています。このポット分けは、実力の均衡とグループリーグの公平性を保つのを目的として行うわけですが、こんな組み分けが予想される大会は近年では異例と言えます。
過去に存在した死の組と呼ばれる組み分け
W杯2002
イングランド アルゼンチン ナイジェリア スウェーデン
ユーロ2004
ドイツ チェコ オランダ ラトビア
W杯2006
セルビアモンテネグロ アルゼンチン オランダ コートジボワール
ユーロ2008
フランス オランダ イタリア ルーマニア
W杯2010
ポルトガル ブラジル コートジボワール 北朝鮮
W杯2002
イングランド アルゼンチン ナイジェリア スウェーデン
ユーロ2004
ドイツ チェコ オランダ ラトビア
W杯2006
セルビアモンテネグロ アルゼンチン オランダ コートジボワール
ユーロ2008
フランス オランダ イタリア ルーマニア
W杯2010
ポルトガル ブラジル コートジボワール 北朝鮮
上記の例が現実のものとなれば過去のどの死の組よりも強烈でしょう。なぜこんなことになったのかというといくつか理由があります。
まずポーランドとウクライナという、ヨーロッパの強豪とは決して呼べないチームが開催国枠で第1ポット(2002年の日韓でのワールドカップでも、日本と韓国は第1ポットでした。世界の強豪とは決して呼べない日本と韓国が第1ポットを2つ占めましたが、ワールドカップはユーロと違い参加国が倍の32カ国)を2つ占めています。
残りのポット分けの優先順位を決めるのにUEFAは「国別ランキング係数」(前回大会ユーロ2008、ワールドカップ2010、ユーロ2012予選、での戦績を元に算出)というものを用いていますが、このランキング係数と予選での勝ち抜け順位を加味して振り分けて行きます。
スペイン・オランダはともにランキング係数でも1.2位、予選も首位通過なので文句なしで第1ポット。予選を首位で通過したチームでランキング係数が上位のドイツ・イタリア・イングランドが第2ポットに入っています。
スペイン・オランダはともにランキング係数でも1.2位、予選も首位通過なので文句なしで第1ポット。予選を首位で通過したチームでランキング係数が上位のドイツ・イタリア・イングランドが第2ポットに入っています。
予選で思わぬ苦戦を強いられたポルトガルが予選グループを2位で終えプレーオフに回ったこと(予選グループを首位通過しないと第1、第2ポットに入れない)で第3ポット、強豪国のフランスは予選首位通過でしたが2010年ワールドカップ時の代表チームの前代未聞の大失態が尾を引き、ランキング係数を大きく落とし込んだため第4ポットに振り分けられました(開催国を除くシード枠が第1第2ポット合わせて6つなので、9つの予選グループA~Iを首位通過したチームのうち、ランキング係数で下位3チームと、プレーオフを戦って勝ち上がった5チームの計8チームがシードから外れ、ランキング係数の順位に従って第3第4ポットに振り分けられる)。
また、予選で敗退する強豪国がなく、順当に出場国が出揃ったことも隠れた要因かと思います(前回大会のユーロ2008ではイングランドが予選を勝ち抜けず敗退している)。
また、予選で敗退する強豪国がなく、順当に出場国が出揃ったことも隠れた要因かと思います(前回大会のユーロ2008ではイングランドが予選を勝ち抜けず敗退している)。
これは本当に楽しみになってきました。
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