11.21.2011

Berluti Andy





Berluti Demesure Andy
細身の上品なローファーが欲しくて調べ回った結果Berlutiに落ち着き、臨時収入があった時に一気に購入しました。Yves Saint Laurent氏がビスポークで靴を作りたいというAndy Warhol氏をBerlutiに連れて行き、そこで生まれたのがこのAndyだという逸話もさることながら、Demesureという細身でノーズの長い木型と大きめのタン、何よりキャビアと呼ばれる黒ではない黒に近いこの色が決め手になりました(ソール、ライニング、シューツリーも紫に塗られ、「Berluti」の飾り釘まで打ち込んである凝った仕様)。写真ではチョコレートっぽい色ですが、太陽光の下だと深い緑がかった色に見えます。またBerluti特有のパティーヌによって好みの色に塗り替えられるというのは、靴という道具を超えた魅力を感じます。マッケイ製法は軽く返りの良い履き心地である反面、耐久性や実用性に劣る部分がありますが、この美しさと引き替えならば十分におつりが来ると思っています。

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